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2023.03.16
『人懐こい猫』に育てるにはどうしたら良いの?
この記事の目次
「人懐っこい猫と一緒に暮らしたい」
そう考えている飼い主さんが多いと思います。
よく懐く猫になるかどうかは、もともとの性格だけでなく、飼い主さんの接し方も重要です。
どのように接したら猫が人懐っこくなるのか、猫に愛される7つのコツを紹介いたします。
1.スキンシップの時間を増やす
飼い主さんに懐く猫に育てるなら、スキンシップの時間が欠かせません。
- たくさん撫でる
- おもちゃで遊ぶ
- そばに寄り添ってくつろぐ
- 猫が喜ぶ部位をブラッシングする
など、猫と一緒に過ごす時間を増やしましょう。
撫でられるのが苦手な猫、抱っこが嫌いな猫がいるなど、好むスキンシップはそれぞれ違います。
猫の様子を観察しながら、愛猫が喜ぶスキンシップを探してみてください。
2.手からごはんをあげる
猫はごはんをくれる人によくなつきます。
猫との距離を縮めるなら、毎日の餌やりを担当するのが近道です。
猫用おやつなどを手からあげると、さらに仲が深まります。
猫と触れ合う時間を楽しみながら、人懐っこい猫に育てましょう。
3.猫の要望に応える
猫を飼っていると、いろいろな要望があることに気付きます。
- お膝に乗せてほしい
- ごはんやおやつが食べたい
- 遊んでほしい、構ってほしい
- ここを撫でてほしい
など、猫の気持ちを理解できるようになったら、できるだけ応えてあげると仲良くなれます。
猫を飼いはじめたばかりの場合は、しぐさをよく研究してみましょう。
4.猫が嫌がる香りをまとわない
猫は強い香りを嫌う動物です。
香水をつけていたり、タバコ吸っていたり、という習慣がある場合、猫がなつきにくくなります。柔軟剤の香りが強すぎる場合も、猫と距離ができてしまうため要注意です。
芳香剤を無臭タイプにする。
猫のトイレが汚れたらすぐに掃除するなど、住まいのにおいにも配慮して、猫がのびのびと暮らせる環境を整えましょう。
5.穏やかな声で話しかける
猫は大きな音が苦手です。
猫を呼んだり、話しかけたりする時は、小さく穏やかな声色を意識しましょう。
男性の低い声よりも、女性の高い声が好まれる傾向にあります。
家族に成人男性がいる場合は、少し高めの声を意識してみてください。
普段からたくさん話しかけておくと、声で覚えてもらえます。
「姿がみえなくても、呼んだら猫が来てくれる」
そんな関係になれるように、やさしい声かけを習慣化してください。
6.猫と同じ視線で近づく
猫は高いところから見下ろされるのを嫌います。
猫に話しかけたりなでたりする時は、猫と同じ目線、もしくは下からそっと近づきましょう。
キャットタワーを設置するなど、高いところに猫の居場所を作ってあげると、安心して人と触れ合えます。
ご飯をあげる時、手の匂いを嗅がせる時、いつでも猫の下からを意識しましょう。
7.猫が嫌がることはしない
猫と仲良くなるなら、猫が嫌がることは絶対に避けましょう。
爪切りや長毛種の肉球周りに生えた毛のカットなど、しなければいけないけれど嫌がるお世話がある場合は、動物病院やペットサロンにお願いするという手段もあります。
「嫌な目に遭った時に、飼い主さんが助けてくれない」
という状況は、猫に不安を与えてしまいます。
動物病院での注射や検査を嫌がる場合は、飼い主さんの姿がみえないところで処置してくれるクリニックを選ぶと安心です。
まとめ
人懐っこい猫に育てるなら、猫が喜ぶことをして猫が嫌がることはしない、それが一番です。
飼い猫が好むスキンシップ、食事、遊びを理解して、一緒に過ごす時間を長く取りましょう。
気まぐれな猫は、好きなものがころころ変わります。
喜ばない時は無理強いせず、すぐ引くようにすると、猫からの信頼が得られるでしょう。
ぜひ7つのコツを実践して、猫に愛される飼い主さんを目指してください。
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