- 猫を迎える
2023.06.06
そろえるべきグッズ キャットタワー
この記事の目次
木の上など、高いところに登る習性がある猫。
室内でも安心して暮らせるように、キャットタワーを用意しておくと良いでしょう。
キャットタワーがあると、
・猫が運動できる
・来客時に避難できる
・安心感が得られる
・寝床になる
というメリットがあります。
猫のためにどのようなキャットタワーを用意すれば良いのか。
キャットタワー選びで覚えておきたい注意点も、合わせて紹介いたします。
キャットタワーの選び方
キャットタワーには、天井近くまで移動できる高さのあるタイプ。
床にそのまま置いて使う低めのタイプがあります。
それぞれのメリットや適している猫をみてみましょう。
高さのあるキャットタワー
飼っている猫が若い、身体を動かすのが好き、という場合は天井まで高さがあるタイプのキャットタワーを用意しましょう。
上下運動できるので、ストレス発散になります。
猫が喜ぶ、楽しい機能、おもちゃがついているキャットタワーもたくさんありますので、性格に応じて選んでみましょう。
猫の体重が重い場合や、運動量が多い場合は、突っ張り棒がついているタイプにすると、転倒を未然に防げるためおすすめです。
突っ張りタイプは小型から大型まで幅広いラインナップがあるため、設置場所が狭くても置ける点もメリットです。多頭飼いしている場合は、大きめサイズを選びましょう。
高さが低いキャットタワー
据え置き型とも呼ばれる高さの低いキャットタワーは、仔猫やシニア猫に最適です。
股関節形成不全を起こしやすいメインクーンやデボンレックス、ペルシャ、ヒマラヤンなどの猫種。骨軟骨異形成症を起こしやすいスコティッシュフォールドやマンチカンなどを飼っている場合も、低めのキャットタワーを選びましょう。
目立った症状がなくても、12歳以上の猫の90%に関節炎がみられた、という報告があります。症状が出る前にキャットタワーを低くして、関節への負担を減らすと快適なシニアライフが送れます。
組立や移動が楽、という点も低いキャットタワーの特長です。
土台がしっかりしているため、転倒しづらい点も、低めを選ぶメリットです。
高いところを好む猫ですが、低めであっても見晴らしがよければ、居心地の良い場所になります。
シニア期に入っても高いタイプを使い続けた結果、猫が落下してしまった、というトラブルが多く報告されています。
足腰に不安を感じるようになったら、キャットタワーの高さを低くしましょう。
キャットタワーにはどんな機能が必要?
キャットタワーはただ登って遊ぶだけでなく、さまざまな機能を持っています。
どんな設備があると便利なのか、一つひとつみてみましょう。
ベッド
高いところに猫用のベッドがあれば、安心して眠れる場所になります。
猫のリラックスのために、つけておくと喜ばれるでしょう。
爪とぎ
柱が爪とぎになっているタイプのキャットタワーです。
運動をはじめる前に爪をとぐ猫が多いこともあり、あると便利な機能です。
キャットハウス
キャットタワーの一部が、猫用ハウスになっているタイプです。
暗くて落ち着ける場所が好きな猫にとって、居心地の良い場所になるでしょう。
ハンモック
ハンモック付きのキャットタワーが多く販売されています。丸まって落ち着く猫もいれば、揺れが気になって使わない猫もいます。寝床として備えるなら、ベッドタイプを選ぶと間違いありません。
階段・スロープ
仔猫やシニア猫、足が短い種類の猫などを飼っている場合、階段やスロープがあると移動の際に役立ちます。
おもちゃ
紐の先にネズミやボールなどのおもちゃがついたタイプです。
キャットタワーの昇り降りにプラスして、さらに遊びの幅を増やせます。
ただし紐タイプの場合、遊んでいるうちに絡まってしまったり、遠心力で腕などに巻き付いてしまったり、という事例も実際にあります。
猫が遊んだ時に引っ掛かりにくい長さのおもちゃ、素材のおもちゃがついているキャットタワーを選びましょう。
まとめ
キャットタワーは種類によって強度や機能が違います。
猫の年齢や体重、設置場所のスペースに合わせて、最適な商品を選んでください。
キャットタワーを一台置くだけで、猫のかわいらしい表情をたくさん楽しめます。
猫にとっても心から落ち着ける場所になりますので、お迎えと同時に設置しておくと良いでしょう。
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