- 猫を迎える
2023.06.06
そろえるべきグッズ おもちゃ
この記事の目次
猫用に色やサイズとりどりの、楽しいおもちゃが販売されています。
たくさんの猫用おもちゃを前にして、
「種類が多すぎて、どれを選んだら良いのか分からない」
「いろいろ購入してみたけれど、遊んでもらえなかった」
そんな悩みを抱えている方もいると思います。
せっかく買ったおもちゃも使ってくれるかどうかは、気まぐれな猫次第。
ですが、猫のためにトラブルが起きにくいおもちゃを選ぶのは、飼い主さんの役目です。
今回は、猫用おもちゃの種類や選ぶ際の注意点について、くわしく解説いたします。
猫用おもちゃは必要?
猫用おもちゃは、できるだけ早めに揃えてあげたいアイテムです。
専用のおもちゃがあれば、
・運動不足の予防
・ストレス解消
・退屈な時間を減らす
・本能へのアプローチ
・飼い主さんとのコミュニケーション
など、猫や飼い主さんにとって嬉しいメリットがあります。
健康で楽しい毎日を過ごしてもらうために、お気に入りのおもちゃを用意してあげましょう。
猫用おもちゃの種類
猫用おもちゃには幅広いラインナップがあります。
それぞれの特長や、選ぶ際の注意点をチェックしてみましょう。
猫じゃらし・釣り竿タイプ
猫じゃらしを模したおもちゃ、釣り竿の先にねずみや羽などのおもちゃがついた、定番アイテムです。飼い主さんが動かして使うため、飽きずに長く遊んでくれます。
食いつきの良いおもちゃですが爪を立てたり、噛んだりするため、劣化しやすい点がデメリットです。
舐めても大丈夫な素材のおもちゃを選ぶ、釣り竿タイプの場合は猫が絡まらないように紐の長さを調節し、遊び終わった後は誤食防止のためにも手が届かないところへしまう、といった配慮が必要です。
ボールやネズミなどの小物タイプ
床に置いておくなどして、猫が自分で遊ぶタイプのおもちゃです。
飼い主さんが投げてあげても喜びます。中に鈴やシャカシャカ音が鳴るタイプはより喜ぶケースが多いでしょう。
ネズミタイプの場合、皮をはがして食べてしまう場合があります。はがれにくい素材かどうか、事前のチェックが必要です。
ビーズや手芸用のポンポンのようなパーツも喜びますが、誤飲の可能性があります。
小物タイプのおもちゃを与える場合は、猫の口に入らないサイズのものを選びましょう
置き型のおもちゃ
床から猫じゃらしが飛び出ていたり、ケースの中に取れないボールが入っていたりする置き型タイプのおもちゃは、猫のお留守番時に最適です。
一人遊びできるため、少ないストレスで飼い主さんの帰りを待てるでしょう。
壊れにくい素材で作られている商品が多い、という点も、置き型の特長です。おしゃれなデザインのおもちゃがたくさん販売されていますが、動きが単調なため、すぐに飽きてしまう場合もあります。
ぬいぐるみ(キッカー)
猫の体よりも一回り小さめのぬいぐるみがあると、猫が抱きついたり、キックしたりして遊びます。狩猟本能を満たしてくれる、猫にとって嬉しいおもちゃです。
魚介類やスイーツなど、さまざまなデザインのぬいぐるみが販売されており、可愛い写真を撮影できるでしょう。
元気な猫の場合、あっという間にボロボロになってしまうケースが少なくありません。
またたびが入っている商品が多いため、またたびが国産かどうか、ぬいぐるみの素材が安全かどうかチェックの上、購入してください。
電動ポインターには要注意
照らすだけで猫の興味を惹く電動ポインターは、多くの飼い主さんから選ばれているおもちゃです。手軽なアイテムですが、追跡の最後に獲物を捕まえる物理的な対象物が存在しません。
そのため、ストレスやフラストレーションの原因になること。常同行動をはじめとした強迫神経症につながる危険性が指摘されていることから、電動ポインターでの遊びは避けた方が良いといわれています。
レーザーの光が猫の目に入ってしまい、トラブルにつながる恐れもあります。
猫がストレスを溜めないためにも、健康を守るためにも、その他のおもちゃを選びましょう。
まとめ
猫の性格や好みによって、気に入るおもちゃが変わります。
猫じゃらしや釣り竿タイプのおもちゃは、飼い主さんのさばき方も求められるため、どのように動かしたら猫が喜ぶのか、様子を観察してみてください。
飽きずに遊んでもらうなら、おもちゃを出しっぱなしにせず、日替わりで出してみましょう。
舐めても安心な素材、口に入らないサイズのおもちゃを選んで、猫とのコミュニケーションを楽しんでください。
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