猫とわたし

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  • 猫と仲良くなるには

2023.06.07

猫と楽しく暮らせる人はこんな人

気まぐれでマイペースな性格の猫。
一緒にたのしく暮らせるのは、どのようなタイプの飼い主さんなのでしょうか?

猫を飼う前に、自分は猫と相性が良いのか、チェックしておきましょう。

猫が幸せに暮らせる、飼い主さんのタイプを紹介いたします。

落ち着いた性格の人

猫は静かで穏やかな住環境を好みます。
心地よい毎日を提供できる、落ち着いた性格の人は、猫との相性抜群です。

大きな声を出さない。
無理に遊ばせようとしない。
猫が寝ている時は邪魔しない。
猫が寄ってこなくても気にしない。

など、猫のペースに合わせられる人は、猫から好かれます。

猫を飼っていると、遊んでいて壁紙や障子に傷をつけてしまったり、カーペットに粗相してしまったり、食べたものを吐いてしまったり、というトラブルもあります。

このような場合も、怒らず冷静に対処できる人は、猫と仲良く暮らせるでしょう。

規則正しい生活を送っている人

自由に暮らしているように見える猫ですが、実はそれぞれの規則に従って生活しています。

起きる時間、寝る時間、食事の時間、遊びの時間などを考慮し、決まった時間にお世話してあげましょう。

一人暮らしで猫を飼う場合や勤務時間が不規則な場合、残業や外出、定まらないシフトで猫のペースが崩れてしまう恐れがあります。

複数の家族がいる家庭で迎えるのがおすすめですが、一匹と一人で生活している場合は、自動給餌器を活用する、友人を頼るなどの方法で、猫の生活をできるだけ乱さないようにしましょう。

お世話を楽しめる人

子猫を飼う場合、10~20年は猫のお世話が毎日続きます。

食事の準備や水の交換、トイレ掃除、おやつ、遊び、ブラッシング、検診、ワクチン接種など、意外にたくさんある猫のケアを楽しみながらできる人は、猫との生活に向いているでしょう。

こまめにお世話できれば、猫のストレスが減り気持ち良く暮らせます。

大切な猫に長生きしてもらうためにも、笑顔で話しかけながら、気分良くお世話してあげましょう。

責任感が強い人

猫を飼う=一つの命を預かる、ということです。
飼い主さんの手に委ねられた小さな命を、最後まできちんとお世話できる、責任感の強さが求められるでしょう。

最近は長生きする猫が多く、途中で病気になってしまったり、年齢を重ねて介護が必要になったり、というケースもあります。
自分の体力や年齢、将来的なライフスタイルの変化なども視野に入れて、きちんと飼育を続けられるかどうか、万が一の時に頼れる人がいるかどうか、という点を考えておきましょう。

「何があっても出会った猫を最後まで大切に守り切る」
という強い責任感がある人は、猫を幸せにできます。

住まいや金銭的余裕も大切

猫との生活は、好きという気持ちだけでは成り立ちません。

猫が飼える住宅に住んでいるのが大前提。
エサ代やトイレの砂、ワクチン代、医療費などを払い続けられる、金銭的余裕が求められます。

猫を一生飼うにはいくらくらいのお金が必要なのか、事前に計算しておくと安心です。
選ぶフードや日用品にもよりますが、年間15万円前後の費用がかかるケースが一般的です。

年齢や身体の状態に応じて、療法食や通院、手術が必要になる場合もあります。
万が一に備え、ペット保険にも入っておきましょう。

まとめ

猫との暮らしに向いているのは、穏やかに猫を見守れる人。
最後までしっかり猫を見届けられる人です。

紹介したような条件をクリアしていれば、猫との生活を楽しみながら、お世話を続けられるでしょう。

「自分は大丈夫」
そう思えたら、パートナーとなる運命の猫を探してみてください。

→猫の入手先についてはこちらの記事でくわしく解説しています。
(猫を迎える:猫の入手先記事へ)

合わせて参考にしてみてください。

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NEKOTO WATASHI

NEKOTO WATASHI
私たちは猫の様々な病気に向き合って来た獣医師です。これまでに仕入れた知識、これから学んでいくことを「猫とわたし」で発信し、愛猫家の皆様と愛猫ちゃんがいつまでも健康的で幸せでいられる社会をつくることが私たちのミッションとしています。

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