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2023.06.07

見守りカメラは必要? 便利な使い方と注意点

自宅に猫用の見守りカメラをつけている飼い主さんが増えています。

「家を空ける時間が少ない」

という場合は、あまり必要のない見守りカメラですが、留守番の機会が多い場合はさまざまな面で役立ちます。

猫用の見守りカメラを使うメリットや注意点を知って、猫との暮らしに役立てましょう。

猫用のカメラってどんな商品?

猫用カメラは、ペット用に製造された小型のビデオカメラです。
工事不要の商品が多く、置くだけで猫の様子を見守れます。

防犯カメラのように、一方向を撮影するタイプだけでなく、

・部屋全体を見渡せる首振り機能がある
・暗くても猫の様子を確認できる夜間モードがある
・猫の動きに反応する検知機能が就いている
・外出先からでもごはんをあげられる
・カメラを通じて飼い主の声を届けられる
・部屋の温度を確認できる

など、さまざまな製品が販売されています。

飼い主さんのライフスタイル、猫の性格や年齢なども考慮の上、最適な商品を選択しましょう。

猫用カメラを導入する3つのメリット

猫用カメラを導入すると、飼い主さんに嬉しいメリットがあります。
どんな変化が待っているのか、チェックしてみましょう。

メリット1:いつでも愛猫の様子をみられる

仕事中や外出中、猫がどう過ごしているのか、不安な飼い主さんが多いと思います。

いたずらをしていないか、ちゃんとごはんを食べているか、具合が悪くなっていないか、こまめにチェックしたい飼い主さんの強い味方になってくれるでしょう。

メリット2:声かけや給餌できる

音声通話や給餌機能のついたペットカメラなら、外出先から猫に声をかけたり、決まった時間にごはんをあげたりできます。

さみしがり屋な猫に最適ですが、声が聞こえるのに飼い主さんがいない状態に不安を感じる場合もあります。猫がカメラを気にしすぎているような場合は、カメラ機能のみの商品を選んでください。

メリット3:可愛い動画を撮影できる

猫を動画で撮ろうとしても、思わぬ動きについていけなかったり、待っているときに限ってじっと動かなかったりします。

ペットカメラがあれば、猫の普段の様子を動画で保存できるため、愛らしい仕草を何度でも再生でき便利です。

猫用カメラを導入する際の注意点

猫用カメラには、使用に際しての注意点もあります。
事前に気をつけるべき点を、覚えておきましょう。

注意点1:見られる範囲に限りがある

首振りタイプのペットカメラを利用しても、猫のいる場所全体がみられる訳ではありません。広い範囲を網羅したい場合、複数のペットカメラが必要になる場合もあります。

どのくらいの範囲を撮影できるのか、画質はどうか、事前にたしかめておきましょう。

注意点2:Wi-Fi環境が悪いと映像がみられない

ペットカメラを使う場合、Wi-Fiへの接続が必要です。
自宅のWi-Fi環境があまり良くない場合、外出先から様子を見ようとしても、通信できない可能性があります。

こまめに様子をチェックしたい場合は、Wi-Fi環境を整えておいてください。

注意点3:ペットがいたずらしてしまう場合がある

元気な猫の場合、遊んでいる最中にペットカメラにぶつかってしまったり、声かけのタイミングで気になって手を出したり、ペットがいたずらしてしまう可能性があります。

高いところに置いていたペットカメラが落ちて壊れてしまった、愛猫に当たってしまった、というトラブルも考えられます。できるだけ安全な場所に、カメラを設置しましょう。

まとめ

猫用カメラを置いておけば、家の防犯対策にも使えます。
家を空ける時間が長い場合は、見守りや給餌のために、用意しておくと安心です。

普段は見られない様子を楽しめるのも、ペットカメラならでは。
留守中の様子をたしかめたい飼い主さんは、希望する機能が搭載されている猫用カメラを探してみましょう。

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NEKOTO WATASHI

NEKOTO WATASHI
私たちは猫の様々な病気に向き合って来た獣医師です。これまでに仕入れた知識、これから学んでいくことを「猫とわたし」で発信し、愛猫家の皆様と愛猫ちゃんがいつまでも健康的で幸せでいられる社会をつくることが私たちのミッションとしています。

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