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  • 猫とのお別れ

2023.06.12

ペットロスから回復する方法

ペットロスになってしまったと気付いたら、正しい方法での回復が大切です。
どのように向き合い行動すれば良いのか、9つの方法を解説いたします。

1.悲しみを否定しない

ペットロスで思い切り泣いたり、悲しんだりすることは悪いことではありません。
無理に元気になろうと無理をしてしまうと、逆に長引くケースがみられます。

悲しい気持ちはありのまま受け止め、泣きたいだけ泣くと回復につながります。

2.悲しい気持ちを共有する

ペットがいなくなって悲しい気持ちを、周囲と共有してみましょう。
家族や友人、SNSなど、誰かに話をすると、気持ちが軽くなります。

同じ経験をしている相手であれば、共感してもらえるため、よりおすすめです。
一人でふさぎこんでしまうのではなく、話す時間を持ちましょう。

3.趣味の時間を持つ

読書や映画、好きなスポーツなど、趣味の時間を持つと、別のことを考える時間ができます。

好きなテレビを見る、気になっていたお店のグルメをお取り寄せする、リラックスできる音楽をかけるなど、自宅でできることからはじめてみましょう。

無理のない範囲で、自分が好きなことに取り組んでみてください。

4.ペットとの日々を思い出す

ペットと一緒に撮った写真、思い出にひたると、幸せだった頃を思い出せます。
家族と一緒に、思い出話をするのも良い方法です。

大切にできていた、幸せに過ごしていた、という事実を思い出しながら、新しいアルバムを作成してみる、メモリアルボックスを作ってみる、というのも良い方法です。

5,旅行へ出かける

猫と暮らした自宅で過ごしていると、ペットがいない寂しさを感じがちです。
旅行に出かけたり、誰かの家に泊まりに行ったり、非日常な時間を持つと、死を受け入れられる場合があります。

6.部屋の片付けをする

ペットと暮らしていた面影が残っている家にいると、辛い気持ちになりがちです。
思い切ってペットのトイレや使っていたおもちゃを片付ける、カーテンやインテリアをかえて模様替えしてみる、といった方法で、気持ちを切り替えてみましょう。

7.ペットを供養する

ペットが亡くなってしまった後、合同葬儀などで見送った場合、遺骨が残らず猫を失った実感が湧かないケースがあります。お別れという区切りをつけるために、ペット用のお仏壇を用意したり、花を供えたりといった供養をすると、ペットの死を自然と受け入れやすいでしょう。

8.カウンセリングを受ける

なかなか元気を取り戻せない、やる気が起きないという場合は、心療内科などでカウンセリングを受けてみましょう。一人では乗り越えるのが難しいペットロスであっても、専門家の手で改善へ導けます。

必要な薬を処方して貰えたり、アドバイスが受けられたりしますので、頼ってみてください。

9.新しい猫を迎える

猫とずっと一緒に暮らしていると、猫がいない環境に耐えられない場合があります。
この時、新しい猫を迎えると、気持ちが落ち着きやすいでしょう。

お世話で忙しくなるため気が紛れるのも、新しい猫と暮らすメリットです。
亡くなった子と比較するのは避け、新しい暮らしを楽しんでください。

新しい猫を迎える場合の注意点は、こちらの記事でくわしく解説しています。
猫とのお別れ→新しい猫を迎えるときの注意点へリンク

まとめ

ペットロスからの回復は時間がかかるものです。
少しずつ前向きな気持ちを取り戻して、日常生活を送れるようにしましょう。

一人で抜け出すのは難しい場合がほとんどです。
家族や友人、カウンセラーなどの力を借りながら、一歩一歩進んでいってください。

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NEKOTO WATASHI

NEKOTO WATASHI
私たちは猫の様々な病気に向き合って来た獣医師です。これまでに仕入れた知識、これから学んでいくことを「猫とわたし」で発信し、愛猫家の皆様と愛猫ちゃんがいつまでも健康的で幸せでいられる社会をつくることが私たちのミッションとしています。

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